タブウェマサナ山, エスピリトゥサント島の山頂。
タブウェマサナ山は、バヌアツの最高峰で、標高1,879メートル。エスピリトゥサント島の西海岸に、2つの顕著な峰がそびえています。この山は急斜面と困難な地形が特徴で、孤立した峰への登山道は厳しいことで知られています。
イギリスの動物学者ジョン・R・ベイカーが1922年に初登頂し、詳細な地図を作成しました。この地図は後に1929年に『地理学ジャーナル』で発表され、この峰が科学的な注目を集めるきっかけとなりました。
地元の伝承では、2つの峰はそれぞれ男性と女性の存在を表し、毎晩出会うと語り継がれています。この峰々には精神的な意味が込められています。
頂上に到達するには、タシリキからケレプア村までボートで移動し、その後川を渡り、険しい山道を登ります。この旅には体力と、困難な地形や湿った環境への備えが必要です。
毎年、頂上に到達する人は6人未満で、太平洋地域で最も孤立した登山先の1つです。この人里離れた環境が山の野生の性質を保ち、真の孤独を求める本格的な登山者を魅了しています。