Tlaxco, city in the Tlaxcala State, Mexico
トラスコはメキシコのトラスカラ州の山岳地帯にある町で、標高約2500メートルに位置し、森林と渓谷に囲まれています。町の中心部はサン・アグスティン教会(ピンク色の石造りのファサードを持つ)などの歴史的建造物を中心に構成されており、古い大邸宅、異なる時代の教会、工芸品の工房があります。近くにはアトランテペック湖もあります。
この地域には紀元前約12,000年から人々が住んでおり、初期の人々による洞窟壁画や、後にオトミ族が築いた伝統が残されています。16世紀から17世紀の植民地時代には大規模なアシエンダが建設され、地域の経済的・文化的中心となり、現在もその建物が残っています。
この町のアイデンティティは、伝統的な発酵アガベ飲料であるプルケの生産と深く結びついています。周辺の大農園(アシエンダ)で作られ、何世紀にもわたって地域の生活を形作ってきました。現在も、銀細工や木彫りなどの工芸品を作る職人たちの工房や店で、その伝統が息づいています。
メキシコシティからはバスで約2時間半、トラスカラ州都からは約1時間で到着します。標高が高いため気候は涼しくから穏やかで、薄手のジャケットと歩きやすい靴があれば、町の探検や周辺の自然を楽しむのに役立ちます。
トラスコ周辺には、約1時間の場所に位置する古代遺跡カカシュトラがあり、見事な壁画で知られ、この地域の初期文明についての知見を得ることができます。また、ラ・グロリア洞窟などのいくつかの場所には、1万年前に遡る先史時代の岩絵があり、この地域の人類の定住の連続性を示しています。