ラグナベルデ原子力発電所, メキシコ、アルト・ルセロ・デ・グティエレス・バリオスにある原子力発電所
ラグナ・ベルデはベラクルス州にある原子力発電所で、メキシコ湾岸のベラクルス港から北西に約70キロの場所に位置しています。施設は2つの原子炉ユニットで構成され、平らな海岸段丘の上に建ち、安全構造物、冷却システム、管理棟に囲まれています。
1号機は1970年代半ばに建設が始まり、1990年に運転を開始しました。一方、2号機はその1年後に着工し、1995年に発電を開始しました。両機は、メキシコが石油輸入への依存を減らし、原子力発電によってエネルギー供給を多様化しようとした時期に開発されました。
この発電所の名前は、かつて緑がかった色をした近くのラグーンに由来し、漁村や小さな農業コミュニティが点在する沿岸地域に位置しています。周辺の集落の漁師や農民は、長年にわたって施設やその周辺で発展したサービス業で働くことがあります。
この施設は一般公開されておらず、安全上の理由から厳重に警備されているため、訪問者は海岸沿いの道路から外側のエリアを見るしかできません。この地域を通過する旅行者は、見学ツアーや一般の立ち入りは一切なく、職員は許可された人物のみ入場を許可していることに注意してください。
2020年、1号機は30年間の運転許可延長を受け、2050年まで発電が可能となり、ラテンアメリカの原子炉で承認された運転期間としては最長の1つとなりました。この延長により、施設は約80年間使用される見込みで、これは地域の原子力発電所としては異例に長いものです。