Sells, アメリカ合衆国ピマ郡にある先住民族の行政中心地
セルズは、アリゾナ州南部の砂漠地帯、標高約730メートルに位置するトホノ・オオダム国家の行政中心地です。乾いた土地に、伝統的なアドベ造りの建物と近代的な行政棟が点在しています。
この町は20世紀初頭、米国政府がトホノ・オオダム国家の行政所在地に指定したことで重要性を増しました。この指定により、部族の統治と公共の業務の中心となりました。
トホノ・オオダムの人々は、日々の暮らしや手工芸を通じて自分たちの生き方をこの地で見せ続けています。籠編み、陶芸、伝統的な歌は、人々の生活や集まりの中に今も息づいています。
アリゾナ州道86号線がセルズに直接通じており、近隣の町やサービスとを結んでいます。この砂漠の離れた場所ではサービスが限られているため、事前に物資を準備しておくとよいでしょう。
トホノ・オオダム国家はここから独自の政府制度を運営し、郡や州の監督から独立して部族の事務を管理しています。部族の土地におけるこの自治権は、国家の主権の基盤です。