サーフサイド・コンドミニアム崩落事故, 米国フロリダ州サーフサイドのコンドミニアム崩壊事故
サーフサイドのコンドミニアム崩壊とは、フロリダ州サーフサイドにある12階建て住宅棟「シャンプレーン・タワーズ・サウス」が突然部分的に崩れ落ちた事故です。2021年6月24日の早朝、建物の大部分が倒壊し、98名が死亡しました。
シャンプレーン・タワーズ・サウスは1970年代後半に海岸沿いの住宅棟として建設されました。その後数十年にわたり、塩水による腐食や当初の設計に沿わない増改築が重なり、建物の構造は徐々に弱体化していきました。
この崩壊事故は、フロリダ州の古い沿岸建築物の安全性をめぐる広範な議論を引き起こしました。現在、跡地には新たな高級建物が建設されており、地域コミュニティの間で賛否が分かれています。
この場所はサーフサイドのコリンズ・アベニューに面しており、現在新しい建物が建設中のため道路から確認できます。跡地に正式な追悼施設はありませんが、近くに犠牲者を悼むためのスペースが設けられています。
建物が倒壊する3年前に、技術者が深刻な損傷を指摘していましたが、適切な修繕は間に合いませんでした。プールのデッキが道路と同じ高さに設けられ、その真下に駐車場があるという珍しい構造が、崩壊の広がりに関与していたと調査当局は指摘しています。