ファラロン諸島, アメリカ合衆国サンフランシスコ沖の群島
ファラロン諸島は、ゴールデンゲートから約48キロメートル沖に連なる裸の花崗岩の岩礁群で、深く冷たい海に囲まれ、国立野生生物保護区として保護されています。最大のサウスイーストファラロン島は急峻にそびえ、不毛な斜面と灯台、その頂上に建つ小さな研究棟があります。
1800年代初頭、ロシア人とアメリカ人の猟師が島々にやって来て、アザラシとアシカをその毛皮と油のためにほぼ絶滅寸前まで殺しました。1909年、数十年にわたり鳥の卵の採集者たちが海鳥の卵を収穫した後、セオドア・ルーズベルト大統領はこの岩礁群を保護区と宣言しました。
「ファラロン」という名前はスペイン語に由来し、「尖った小岩」を意味し、海からそびえる鋭い花崗岩の形成を表しています。研究者たちはフィールドシーズン中にサウスイーストファラロン島に滞在し、ホオジロザメやゾウアザラシに関するデータを、実際の実験室環境で記録しています。
島々は閉鎖された野生生物保護区のためボートでの上陸はできませんが、遊覧船は岩の周りを巡り、アザラシや営巣中の海鳥を見ることができます。海が荒れることがあるので、乗り物酔いの薬を持参し、夏でも暖かい服装でお出かけください。
ホオジロザメは9月から12月にかけて島周辺の海域に現れ、アザラシを狩ります。船上からその攻撃を目撃することもあります。また、この島々は、アラスカ以南の太平洋岸で唯一知られるエトピリカのコロニーを擁しています。