サンフランシスコ海軍造船所, United States Navy shipyard
ハンターズポイント海軍造船所は、サンフランシスコ南東端の湾岸に位置する広大な造船所跡地です。約600エーカーの敷地には、第二次世界大戦中に船を扱った巨大なクレーンと古いドックが今も残っています。
海軍は1940年、米国が第二次世界大戦に参戦する直前にこの敷地を取得し、軍艦の建造と修理に使用しました。戦後も造船所は活動を続け、予備艦艇を保管し、冷戦期には重要な役割を果たしましたが、1990年代に海軍の使用は終了しました。
1980年代以降、芸術家たちが旧造船所の建物にスタジオや創作スペースを設けてきました。この芸術コミュニティは、かつて軍事施設だった場所を、人々が集まりアートを制作し、共にコミュニティを築く場所へと変えました。
敷地は広く、日中はほぼ自由に歩けますが、一部区域は進行中の清掃作業のため立ち入りが制限されることがあります。旧造船所の各エリアを見て回るにはかなり歩くことになるので、履き慣れた靴を用意してください。
1947年に建造された巨大なクレーンは、かつて世界最大を誇り、今もこの地に立って造船所の操業を示す目印となっています。このクレーンは砲塔などの重い船体部品の移動に使われ、この場所を特徴づけた産業力を今に伝えています。