Cloyne Court Hotel, student housing cooperative in Berkeley, California, USA
クロイン・コート・ホテルは、カリフォルニア州バークレーにある、国家歴史登録財に指定された建物です。1904年に建築家ジョン・ゲイレン・ハワードによってファースト・ベイ・トラディション様式で設計されました。この建物は、木製の羽目板で広く覆われていることで知られ、市内に残る最大の羽目板張りの建物です。当初は32の独立したスイートがあり、上層階の翼部が互いに接続されていないという珍しい設計になっています。
この建物は1904年に大学コミュニティのために建設され、当初は訪問学者や学術関係者のためのホテルとして使われました。1923年の大火でバークレーの多くが焼失しましたが、クロイン・コートは頑丈な木造建築のおかげで焼け残り、その後1946年に学生協同組合が取得し、現在も運営を続けています。
この建物は、アイルランドのクロイン出身のバークレー主教にちなんで名付けられており、大学の創設理念とのつながりを反映しています。20世紀半ばから学生協同組合として使われ、男性専用の住居から、共同生活と住民同士の相互扶助を重視する包括的なコミュニティへと発展してきました。
この建物は大学キャンパスの近くにあり、徒歩で簡単にアクセスでき、通りからはっきりとした標識があります。私有の居住スペースであり、一般公開が限られているため、外観を鑑賞するか、訪問の機会について事前に確認することをおすすめします。
この建物は、何世代にもわたる住民が描いた壁画で覆われており、時間とともに変化し続ける個性的な芸術的特徴を与えています。また、国際的な成功を収める前に、グリーン・デイやランシドといった後の有名バンドが中庭や音楽室で演奏したことでも知られています。