Dee Wright Observatory, 米国オレゴン州の石造りの展望塔
ディー・ライト展望台は、オレゴン州のカスケード山脈にある石造りの展望塔で、マッケンジー峠地域の高所にある固まった溶岩原の上に建てられています。壁、アーチ、屋上の歩道はすべて地元の火山岩で作られており、建物は周囲の地形とほとんど見分けがつきません。
この建物は1930年代に、大恐慌時代に雇用を提供するために作られた「市民保全部隊」の作業員によって建てられました。作業が完了する前に亡くなった作業班の現場監督、ディー・ライトにちなんで名付けられました。
建物の屋上にある青銅製のピークファインダーは、地平線に見える山頂の名前を特定するのに役立ちます。それにより、建物の周りを歩くだけのシンプルな散策が、火山地形をより深く読み解く体験へと変わります。
この展望台はマッケンジー峠にあり、そこへ続く道路は冬季、積雪のため通常車両通行止めとなります。夏か初秋に訪れると、アクセスの問題なく現地に到達できる可能性が最も高くなります。
壁に開けられた窓は、それぞれ建物の内部から見ると特定の遠くの山頂を正確に収めるように配置されています。その粗く不規則な縁は溶岩管内の形を模しており、作られた開口部というよりは自然の造形のように見えます。