Cloud Cap Inn, アメリカ合衆国マウント・フッド国有林内の山小屋
クラウドキャップ・インは、マウント・フッドの北東側、標高1,830メートル(6,000フィート)に位置する三日月形のログ造りの建物で、シェイク屋根を特徴としています。建物の広さはおよそ325平方メートル(3,500平方フィート)で、現在は山岳救助活動の拠点として使用されています。
この建物は1889年、建築家ウィリアム・ウィッデンの設計により、ウィリアム・ラッドとチャールズ・ウッドの委託で高級山岳ロッジとしてオープンしました。やがて目的地としてのリゾートからより簡素なシェルターへと変わり、最終的には山岳救助活動の拠点となりました。
この建物の名前は、一年の多くの期間、高い標高を包み込む頻繁な雲に由来しており、この高度で訪れる人々が遭遇する天候の急変を思い起こさせます。ログ造りの構造と簡素な備品は、贅沢を求める人よりも、山を行く旅行者の実際的なニーズを反映しています。
ロッジへのアクセスは暖かい時期のみ可能で、雪や悪天候のため冬季はほとんどの訪問が不可能です。訪問者は厳しい山の状況に備え、丈夫な靴と適切な防寒着を持参する必要があります。
この建物には1894年に電話回線が設置され、オレゴン州で最も初期の高地通信アクセス場所の一つとなりました。この不便な外界との接続は、当時の遠隔の山岳地帯ではめったにない贅沢でした。