Salt Lake City and County Building, アメリカ合衆国ソルトレイクシティ中心部にある市庁舎。
ソルトレイクシティ市・郡庁舎は、ダウンタウンにあるロマネスク・リバイバル様式の行政庁舎で、高さ78メートルの時計塔が特徴です。外壁は丁寧に加工された石と精巧な石積みの細部で覆われ、広場に堂々とした存在感を示しています。
この建物は1891年から1894年にかけて建設され、1896年のユタ州昇格から1915年に現在の州会議事堂が開庁するまで、州の一時的な政府の中枢として機能しました。その役割は20年以上にわたり、その後、郡と市の共同行政機能へと移行しました。
この建物は、ソルトレイクシティの社会的分裂の中から生まれ、その設計は、都市の将来像をめぐる競合する構想を反映した、意図的な建築的アイデンティティを表現しています。今日訪れる人々は、この建物がダウンタウンの広場を支配する様子から、こうした歴史の流れを感じ取ることができます。
この建物は、組織化されたツアーで一般に開放されており、さまざまな部屋や歴史的な情報を見学できます。事前にツアーの開催状況を確認し、営業時間内に訪問することをお勧めします。
1980年代に、この建物は耐震性を高め、本来の外観を復元するための大規模な改修工事を受けました。この大がかりな改修は、この地域でこの種のものとしては最も費用のかかった保存プロジェクトの一つでした。