NRX, Decommissioned heavy water moderated, light water cooled, nuclear research reactor at the Canadian Chalk River Laboratories (Canada)
NRXはカナダ初の主要な研究用原子炉で、1947年に運転を開始しました。重水を使って核反応を制御し、強い中性子線を生成しました。施設には大きな金属製の容器があり、燃料や実験材料用の多数の管が取り付けられていました。原子炉の出力は、重水の水位と制御棒を調整することで管理されていました。
この原子炉は第二次世界大戦後にカナダ、イギリス、アメリカの協力で誕生し、運用開始時には世界で最も強力な研究用原子炉となりました。1952年には、制御棒が部分的に引き抜かれた状態で動かなくなり、過熱と炉心損傷を引き起こす大きな事故が発生しましたが、その後の原子炉安全対策の重要な進展につながりました。
この場所は時折、作業の進め方や安全対策を示すための見学や説明会に開放されます。維持管理と除染作業が続いているため、現在の入場に関する案内を確認し、事前に見学を予約してください。
1952年の事故はソビエト連邦以外で初めての重大な原子力事故であり、後に米海軍の担当者(後のジミー・カーター大統領を含む)が除染活動を支援したことで注目を集めました。この出来事は世界の原子炉安全基準を形作り、原子力緊急時における国際協力の仕組みを示しました。