Paolo Soleri Amphitheater, 米国サンタフェの野外劇場
パオロ・ソレリ野外劇場は、ニューメキシコ州サンタフェ・インディアン・スクールのキャンパスにある野外劇場です。曲線を描くコンクリートのシェルが突き出た舞台を包み込み、段状の通路が約650人分の座席へと続いています。
パオロ・ソレリは1970年にこの野外劇場を設計し、地面自体をコンクリートの型として使う土形成法で建設しました。約40年間の使用の後、維持費が学校にとって高くなりすぎたため、2010年に閉場しました。
何十年にもわたり、サンタフェ・インディアン・スクールのキャンパスにあるこの野外劇場は、先住民と先住民以外のアーティストを同じ舞台に引き合わせました。そこで開かれたコンサートは幅広い観客を集め、この学校に市内の芸術活動における存在感を与えました。
この野外劇場は私立学校のキャンパス内にあり、一般には公開されていません。コンクリート構造物の一部は敷地の一部から見えますが、建物の中に入ることはできません。
パオロ・ソレリは、鋼材を一切使わずに、盛り土の上に直接コンクリートを成形し、その後土を取り除く方法でこの構造物を建てました。この工法はこの規模の公演施設としては非常に珍しく、自然素材に最終的な形を決めさせるというソレリの関心を反映しています。