Gem Glacier, アメリカ合衆国モンタナ州グレイシャー国立公園にある氷河
ジェム氷河は、グレイシャー国立公園内の大陸分水界の北面に位置する懸垂氷河です。ガーデンウォールの崖の形成に沿ってグリンネル氷河の上にあり、岩肌に対して白い塊がはっきりと見えます。
この氷河は1960年代から科学的に監視されており、地域の他の氷河で観察されるのと同じ変化を示しています。数十年にわたる測定により、時間の経過とともに着実に縮小していることが確認されています。
ノーザンロッキー山岳科学センターの研究者たちは、ルイス山脈の氷河システムに影響を与える環境変化を理解するために、ジェム氷河を監視しています。
暖かい季節には、公園のハイキングコース沿いにあるいくつかの展望地点からこの氷河を観察できます。最もはっきり見えるのは通常、日光が適切な角度から氷を照らす早い時間帯です。
この氷体は公園全体で最も小さな名前の付いた氷河の一つであり、訪問者に気付かれないことがよくあります。その小ささは、この山岳地帯の気候がどれほど急速に変化しているかを示す重要な指標となっています。