ワプタ氷原, カナダのロッキー山脈、アルバータ州とブリティッシュコロンビア州にある氷原。
ワプタ氷原は、ワプティク山脈の大陸分水界に広がる広大な氷河のネットワークです。この氷原からはいくつかの名前の付いた氷河が流れ出ており、カナダ・アルパイン・クラブが運営する5つの山小屋が戦略的に配置され、登山者を支援しています。
登山家たちがこの氷原を最初に地図に記したのは1932年で、マクーブリーとニーブ兄弟が遠征で横断したときでした。この旅は、カナディアン・ロッキーのこの辺境の地での記録された登山活動の始まりとなりました。
この名前は、クリー語で「流れる水」を意味する言葉に由来し、先住民がこの氷河の景観とその多くの小川をどう理解していたかを反映しています。氷原を歩くと、溶けた氷から水がさまざまな方向に流れ出ているのが見え、古い意味と今日目にするものを結びつけてくれます。
この氷原への立ち入りは、適切な装備と良好な体力を持つ経験豊富な登山者のみに限られます。小屋のスペースは事前に予約することが不可欠であり、横断を計画する前に近隣の国立公園の許可証が必要です。
バージェス頁岩に保存された先史時代の生物であるワプティアは、この氷原にちなんで名付けられました。古代の海の生き物と現代の山岳氷河との間のこの予期せぬつながりは、地球が数百万年の間に劇的に変化してきた物語を物語っています。