Anogyra, キプロス、リマソール地区の農村コミュニティ
アノギラはリマソール地区にある農村コミュニティで、標高455メートルの丘陵地帯に位置し、果樹園とブドウ畑に囲まれています。この集落は、イナゴマメ、アーモンド、ワイン用ブドウの栽培が特徴で、狭い路地に沿って伝統的な石造りの建物が点在しています。
この地域への人類の定住は新石器時代まで遡り、ローマ人は記録の中でこの地をオノギュラ(Onogyra)として記しています。村の教会は18世紀後半に建てられ、このコミュニティにおける重要な建築的発展を示しています。
村の中心には大天使ミカエル教会があり、外壁には後期バロック様式とゴシック様式の浮き彫りが見られます。教会の入り口の上には今も昔の日時計が取り付けられており、過去の時を知る方法を偲ばせます。
かつての校舎を利用した博物館では、伝統的なパステリ(ゴマ入りキャロブ菓子)の製造技術を紹介しており、地元のキャロブ工芸について知ることができます。村はリマソール市から約45キロメートルの距離にあり、車でのアクセスが便利です。
毎年9月に、村ではパステリ祭りが開催され、訪問者は何世紀にもわたって受け継がれてきた方法でキャロブジュースからお菓子を作る様子を見ることができます。この祭りは、この伝統的な技術がコミュニティの中で今も生き続けていることを示しています。