フラウィア・ソルウァ, オーストリア、ヴァーニャにあるローマ時代の遺跡
フラウィア・ソルバは、ヴァーニャにあるローマ時代の集落で、古代の街路区画、住宅の基礎、楕円形の円形劇場の構造物が広い範囲に広がっています。この遺跡には、発掘された出土品を展示する併設博物館もあります。
この集落は、紀元70年頃にウェスパシアヌス帝によってムニキピウムとして設立され、それまでのケルト・ローマの前哨地を主要な行政の中心地へと変えました。これにより、数世紀にわたる成長の時代が始まりました。
考古学博物館には、ローマ時代の家庭用品、宗教的な品々、建築資材など、発掘で見つかった千点以上の品が収蔵されています。これらの遺物から、ここに住んでいた人々の日常生活の様子を想像することができます。
野外遺跡は年間を通して無料で見学でき、遺跡の説明板も設置されています。点在する遺跡を巡り、博物館を訪れてより深く理解するための時間を確保することをお勧めします。
この遺跡には、約80メートルの木造円形劇場の遺構が残っており、ノリクム属州では唯一の例です。この珍しい遺構は、あまり保存されていないローマの建設技術を知る手がかりを与えてくれます。