Helblinghaus, オーストリア、インスブルック旧市街にある住宅建物
ヘルブリングハウスは、後期ゴシック様式とバロック様式が混在する5階建ての角地にある建物で、外壁全体に精巧なしっくい装飾が施されています。彫刻された花綱、貝殻のモチーフ、天使の顔などの装飾要素が、ヘルツォーク・フリードリヒ通りに面したファサードと側面を覆っています。
この建物は15世紀に後期ゴシック様式の建造物として建てられました。1730年、しっくい職人のアントン・ギグルがバロック様式の改修によって全面改装し、現在まで残る華やかなファサードを生み出しました。
入口の上に描かれたフィッシャー家の紋章は、18世紀にこの家に住んでいた造幣局の役人たちを物語っています。彼らの存在は、この建物が市内の金融生活において果たした役割について、地元の人々の理解を形作りました。
この建物は黄金の屋根の真向かいにあるので、旧市街の中心で簡単に見つけることができます。メインストリート沿いや近くの脇道から、しっくい細工をさまざまな角度から眺めることができます。
3階の角部屋にある隠れたしっくい天井には、葉と貝殻のデザインで飾られた星形の模様を形成する編み帯が施されています。この装飾的なディテールは建物の中で最も貴重な装飾要素の一つですが、通りからは見えません。