Archeological park Magdalensberg, オーストリア、マグダレンスベルクの考古学公園
マグダレンスベルク考古学公園は、オーストリアのケルンテン州の丘の中腹にある、野外発掘現場と併設博物館です。敷地内には、ケルト時代とローマ時代の家屋、工房、公共建造物の遺構が斜面に沿って配置されており、訪れる人は歩いて移動できます。
紀元前1世紀半ば、ゲルチュチッツタールとレリングの鉄鉱石に引き寄せられたローマの商人がマグダレンスベルクに交易市場(エンポリウム)を築きました。紀元前16/15年にノリクムがローマ帝国に編入されると、この集落は東アルプス地域の政治的中心となりました。ツォルフェルトにローマ都市ウィルヌムが建設された後に放棄され、記録された居住期間は約90年です。
この遺跡の名は山に由来し、山頂の礼拝堂に由来するものではありません。ノリクム人が紀元前170年にローマと結んだ歓待条約の後、ローマとの交易が発展し、紀元前1世紀半ば頃にローマの商人がここに定住しました。彼らの家は漆喰壁に紀元前20年頃の第二・第三ポンペイ様式のフレスコ画が描かれ、輸入されたガルム、オリーブ、ワインを青銅・ガラス・テラシギラータの器で味わっていました。
遺跡は丘の中腹にあり、マークされた道に沿って徒歩で探索します。地面は不均一で雨の後は滑りやすいので、丈夫な靴がおすすめです。
この遺跡で最も知られる発見は、短い衣をまとった青年の青銅像「マクダレンスベルクの青年」で、1502年に出土し、現在はウィーンの美術史美術館に所蔵されています。公園に展示されている像は鋳造による複製です。また「BADERAUM」と記された黒い標識は、資料が西側バシリカの浴場と特定する部屋を示しています。