Church Maria im Elend, オーストリア、グラーツのシュトラースガング地区にあるバロック様式の教区教会
マリア・イム・エレント教会は、シュトラースガング上方のフロリアニベルク北東斜面にあるローマ・カトリックの教区教会兼巡礼教会です。外壁には2世紀か3世紀のローマの墓碑が埋め込まれ、現在の建物にはロマネスク様式の聖ゲオルク教会の遺構が残ります。内部はゴシック様式で、新ゴシック様式の門から入り、バロック様式の調度を備えています。ヨハン・バプティスト・ポッツォが身廊に二つの礼拝堂と聖具室を増築しました。
10世紀からアリボネン家が所有するロマネスク様式の聖ゲオルク教会がここに建ち、その遺構は現在の壁体に残っています。その後アドモントのベネディクト会修道院の所有となり、1140年に独立した教区教会に昇格しました。15世紀に内陣が増築され、バロック時代にはヨハン・バプティスト・ポッツォが身廊に2つの礼拝堂と聖具室を付け加えました。
「マリア・イム・エレント」の名は、ヘロデによる幼児虐殺を逃れてエジプトへ向かう出来事、すなわち聖母の七つの悲しみの第二を指し、それゆえ祭日は9月15日に行われる。主祭壇の中央には後期ゴシックのシュトラースガングの恩寵の聖母が慈悲のマリア像として置かれ、その外套の下には皇帝フリードリヒ3世と教皇ピウス2世の肖像が描かれている。
教会はシュトラースガングの上、フロリアニベルクの北東斜面にあり、谷から坂を上って向かいます。建物周辺の地面は平らではないため、しっかりした靴が役立ちます。この教区はシュタイアーマルクでも最も古い部類に属し、現在も礼拝の場として使われているので、礼拝時間を外して訪れるのがよいでしょう。
1727年から1728年にグラーツの彫刻家ヨハン・ヤコプ・ショイが制作した主祭壇には、後期ゴシック様式の「シュトラースガンガー・グナーデンムター」が慈悲のマリア像として安置されています。その外套の下には皇帝フリードリヒ3世と教皇ピウス2世の肖像が描かれ、金鍍金の浮彫板にはマリア・エーレントから生まれた娘教会の守護聖人が表されています。