Paulustor, Graz, グラーツのインネレシュタットにあるルネサンス様式の市門
パウルス門はグラーツのインネレシュタットにある3階建ての市門で、アーチ型の通路と凱旋門風のデザインが特徴です。東側の正面には砂岩の要素が多く使われており、近隣の建物からひときわ目立っています。
1606年から1614年にかけて建築家ハンス・ベルトレットによって建設されたこの門は、拡大する都市を守る防衛壁の一部でした。この門は、1600年代初頭にグラーツが重要な地域中心地へと発展していく過程での建設努力を反映しています。
ファサードにある2つの砂岩のカルトゥーシュには、フィリベルト・ポッカベロによって作られた、大公フェルディナント2世とバイエルンのマリア・アンナの浮き彫りの紋章が描かれています。
現在この建物には地域政府の事務所が入っているため、内部への一般公開は限られています。訪問者は、ファサードと門を外から見て、17世紀のオリジナルの構造を鑑賞するのが最良です。
2階には1730年代の繊細な帯状装飾が施された精巧な漆喰天井が3つあります。1614年のオリジナルの鉄製門は今もその場所に立っており、近世の職人の金属加工技術を示しています。