Reichersberg Abbey, オーストリア、ライヒャースベルクにあるアウグスティノ会修道院
ライヒャースベルク修道院は、オーバーエスターライヒ州のライヒャースベルクにあるイン川のほとりに建つアウグスティノ会の修道院です。バロック様式の建物には玉ねぎ型の屋根を持つ塔や大理石の噴水があります。いくつかの建物が中庭を囲むように建ち並び、川岸に独立した複合施設を形成しています。
1084年、貴族ヴェルンハー・フォン・ライヒャースベルクは、息子ゲープハルトの死後、自分の城をアウグスティノ会律修司祭団に譲り渡し、これが修道院の創設となりました。その後数世紀にわたり、火災と再建を経て、主に17世紀から18世紀にかけて現在のバロック様式の外観になりました。
修道院教会は、イン川から見える玉ねぎ型の塔が目印で、そこで暮らす律修司祭たちの日常生活の中心となっています。訪問者は礼拝に参加でき、宗教的な実践が今もなお複合施設全体のリズムを形作っていることを感じ取ることができます。
敷地内の修道院ショップでは、共同体で作られたワイン、リキュール、蒸留酒のほか、書籍や地域の特産品を販売しています。宗教行事や特定の時期には建物の一部が閉鎖されることがあるため、訪れる前に開館状況を確認することをお勧めします。
修道院図書館には約5万冊の蔵書があり、中には中世にさかのぼるものもあります。それらは展示用に保管されるのではなく、今も共同体によって実際に利用されています。そのため、この図書館は地域で数少ない、蔵書が生きた目的を果たしている修道院図書館となっています。