National and University Library of Bosnia and Herzegovina, ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボにある国立大学図書館
この図書館は、濃いオレンジと黄色の横縞とイスラム風のアーチを持つ、ムーアリバイバル様式の印象的な建物です。破壊された後、完全に再建され、現在は学生や学者のための閲覧室や研究施設が入っています。
この建物は1800年代後半にオーストリア=ハンガリー帝国統治下の市庁舎として建設され、その時代の建築的な野心を体現していました。1990年代の戦争で大きな被害を受けましたが、その再建は街の再生の象徴となりました。
図書館は歴史家ハムディヤ・カピジッチの文書群や、1823年のサラワート集『デライル・エル=ハイラート』を所蔵しています。1952年にウィーンで刊行されたフリッツ・ノヴォトニー著『Die Großen Französischen Impressionisten』の一冊は1992年の火災から救出され、今も焦げ跡が残ります。図書館はボスニア・ヘルツェゴビナのISBN・ISMN・ISSNの各機関も担っています。
図書館は現在、歴史的中心部の旧ヴィイェチニツァではなく、サラエボ大学のキャンパス内の建物に入っています。閲覧室はボスニア・ヘルツェゴビナの大学の研究者、教員、学生が利用する学術的な場で、観光向けではありません。縞模様のファサードと彫刻されたアーチは外からよく見えます。
図書館の特別コレクションには歴史家ハムディヤ・カピジッチの文書が収められています。1992年の火災から救い出された資料の一つ、フリッツ・ノヴォトニー著『Die Großen Französischen Impressionisten』(1952年ウィーン刊)には、ヴィイェチニツァを焼いた炎の焦げ跡が今も残っています。