Morića Han, ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボにあるキャラバンサライ
モリチャ・ハンは、バシュチャルシヤにある石造りの建物で、中央の中庭を囲むように二層の部屋が配置された典型的なオスマン様式です。壁や天井には伝統的な職人技が見られ、ペルシャの装飾要素が、かつて交易の中心地であった歴史を偲ばせます。
この建物は1551年に建てられ、1697年の火災後に再建され、交易の拠点としての役割を維持しました。サラエボの商業の重要な場所として何世紀にもわたり存続しました。
名前は、オスマン時代にここを経営していた裕福な商人一家に由来します。訪問者は今でも、かつて商人たちが商談や物々交換のために集まった様子を感じ取ることができます。
この建物はバシュチャルシヤの中心にあり、徒歩で簡単にアクセスできます。特に狭い通りを歩いて訪れるのが便利です。訪問者はいつでも立ち寄ってファサードを眺めたり、中に入ってショップやレストランを楽しんだりできます。
サラエボで現存する最後のキャラバンサライであり、現在も約500年前に設立したガジ・フスレフ=ベグのワクフによって運営されています。この途切れることのないつながりは、数世紀にわたる制度的連続性の稀な例となっています。