ダオルス, archaeological site cyclopean walls, Stolac, Bosnia and Herzegovina
ダオルソンは、ボスニア・ヘルツェゴビナのストラツ近郊のオシャニチ丘にある考古学的な要塞です。遺跡には、不規則な石塊で作られた巨大な石壁が丘の頂上に沿って走り、防御構造を形成しています。
この遺跡はイリュリア人のダオルシ族の首都として機能し、紀元前300年頃から紀元前50年まで栄えました。この間、住民はギリシャの商人と活発に交易し、ネレトヴァ渓谷の重要な商業の中心地となりました。
この遺跡の名前は、ここに住み、自分たちの貨幣鋳造工房を運営していたイリュリア人のダオルシ族に由来します。彼らが作った貨幣には地元の支配者が描かれ、このコミュニティが交易や文化交流を通じて自分たちのアイデンティティを表現していたことを示しています。
この遺跡はストラツから約5キロの場所にあり、一年中訪れることができます。訪問前に地元の観光案内所に連絡すると、見学ツアーを手配してもらえるので、何を見ているのか説明してもらえます。
防御壁は、モルタルや結合材を使わずに不規則な石を積んで造られましたが、数世紀にわたる天候や地震を生き延びてきました。この単純な工法がどうにか長期的な安定を達成し、古代の建築者が材料を巧みに配置していたことを示しています。