Royal court in Sutjeska, ボスニア・ヘルツェゴビナ、カカニュ市にある中世の遺跡
スタイェスカの王宮はボスニア・ヘルツェゴビナのカカニュ市にあるグルグレヴォの丘に立つ中世の遺跡です。石灰岩の遺構には、2つの宮殿区画の基礎、聖グレゴリオス・ザ・ワンダーワーカーに捧げられた宮廷礼拝堂、そして小川ウルヴァで二分されたいくつかの付属建物の跡が含まれます。
宮廷は14世紀初頭にバン・ステパン2世・コトロマニッチのもとで建設され、ボスニア国家の政治的中枢として機能しました。1377年のトゥルトコ1世の戴冠後に正式な王宮となりましたが、15世紀半ばにオスマン帝国の圧力が強まるにつれて使われなくなりました。
聖グレゴリオス・ザ・ワンダーワーカーの礼拝堂は、宮廷の宗教的生活の中心にありました。ボスニアの支配者たちは、神聖な権威の証として、公式の勅許状にその名を記しました。
この遺跡はクラリェヴァ・スタイェスカのフランシスコ修道院のすぐ隣にあり、そこから徒歩で簡単に行くことができます。遺跡は屋外に広がっているため、歩きやすい靴を履き、訪問前に天気を確認しておくと快適に見学できます。
ほとんどの中世の王宮とは異なり、この宮廷には防御壁や要塞がなく、障壁ではなく丘の上の立地に頼ったオープンな複合施設でした。1960年代後半の発掘調査では中世のガラス器や陶器の断片も発見され、こうした遺跡では珍しい日常的な快適さの存在を示しています。