Selkirk Lift Bridge, カナダ、マニトバ州の橋
セルカーク跳開橋は、マニトバ州セルカークのレッド川に架かる道路橋で、鋼鉄のトラス構造とコンクリート製の橋脚を持っています。中央部分は滑車と重りを使った仕組みで上下する垂直跳開式になっており、船が下を通れるようになっています。車線は2つで、歩行者用の歩道も備えています。
この橋は1935年から1936年にかけて、世界恐慌時代の公共事業として建設され、それまで川を渡っていたフェリーに取って代わりました。正式な開通は責任をめぐる争いで遅れましたが、1937年に住民が自ら跳開部を下ろして車を通したため、交通が流れるようになりました。その後、1992年に大規模な改修が完了しています。
この橋は、その名前が示すようにセルカークの町の住民がレッド川の両岸を行き来するための集まる場所となりました。地域のコミュニティを結び、仕事や学校、地元のサービスに行くために頼る住民の日常生活の一部となっています。
この橋は車両用に2車線を備え、片側に歩道があります。車でも徒歩でも利用できます。定期的に維持管理されており、良好な状態が保たれているため、日々の交通や地域の移動に欠かせない通路となっています。
地元住民のエド・マロニー氏は、正式な開通が支払いをめぐる争いで遅れていた1937年、自らの手で跳開部を下ろし、交通が流れるようにしました。住民一人によるこの行動が行き詰まりを解決し、橋が地域社会に役立ち始めるきっかけとなりました。