テルメ・ヴァルス, スイス、ヴァルスの温泉浴場複合施設
テルメ・ヴァルスは、スイスアルプスにある温泉浴場群です。地元の石英岩の板とコンクリートで造られ、山肌に刻まれた洞窟のような幾何学的な構造の中に、複数のプールがあります。施設には、温度の異なる屋内・屋外プール、マッサージ室、トリートメントスペースが備わっています。
この施設は、1960年代のホテル建物の破産を受けて1996年に開業しました。自治体がその建物を取得し、温泉複合施設に改修しました。この転換により、長年放置されていた土地が、この地域の注目すべき目的地の一つに生まれ変わりました。
この施設は村から名前を取っており、時計やデジタル表示を意図的に設置せず、訪問者が時間を忘れて温かい水と自然の環境に集中できるよう設計されています。この選択が空間の体験を形作り、訪問者が自分のペースで移動することを促します。
プールの水温は冷たいものから温かいものまであり、屋内と屋外の両方のエリアを探索できます。水着を用意し、プール間を歩いて移動できるようにしておきましょう。
この建物は草屋根を持ち、山肌に溶け込むように設計されており、上からはほとんど見えません。屋根の微妙な開口部からは自然光が差し込み、岩の自然な亀裂を思わせます。