ムノート, スイス、シャフハウゼンにある円形要塞。
ムノートはシャフハウゼンの街を見下ろす円形の要塞で、分厚い環状の壁と中央に鐘楼があります。壁の上からは、街と周囲の田園地帯が一望できます。
建設は1563年に親方建築家ハインリヒ・シュヴァルツの指揮で始まり、芸術家アルブレヒト・デューラーの防御設計を参考にしました。この円形設計は、当時の革新的な防御システムでした。
鐘は毎晩午後9時に鳴り、かつて町の夜警を知らせていた何世紀も続く伝統を今に伝えています。この毎日の習慣は、何世代にもわたって住民が守ってきた生活のリズムへと訪問者をつなげます。
要塞へは町の中心部から標識のある歩道を歩いて行くことができますが、登りは少し労力がかかります。歩きやすい靴を履き、上り坂の歩行に時間を取ってください。
要塞は、土を動かすための銃器や爆薬を使わず、シャベル、ハンマー、基本的な道具だけを使って完全に手作業で建てられました。長年にわたるこの手作業の偉業は、従事した労働者の決意を示しています。