麦積山石窟, 中国・天水にある仏教石窟群
麦積山石窟は、天水近郊の砂岩の山に彫られた仏教の石窟群です。彫られ、彩色された龕には何千もの石像と壁画があり、岩の表面を覆っています。
これらの洞窟の造営は、シルクロードに沿って仏教が広がっていた重要な時期である後秦時代に始まりました。彫刻と絵画は、この地域を支配したさまざまな統治者の下で何世紀にもわたって続けられました。
ここの彫刻は、仏教美術が異なる時代を経てどのように発展し、遠い地域の様式が混ざり合ったかを示しています。洞窟を歩くと、芸術的アプローチが時代とともに変化した様子がわかります。
洞窟へは、山肌に組み込まれた急な階段と通路を登って行きます。丈夫な靴を履き、そこそこの体力が必要なことを覚悟してください。
ここの一つの洞窟には、比較的狭い空間に約15,000体の仏像が納められており、この場所で最も密度の高いコレクションとなっています。これは、より小さな像を彫り、利用可能な隅々の表面を埋めることで実現されました。