八大部, 中国長春の政府庁舎群
八大部コンプレックスは、長春の新民大街に沿って建つ政府庁舎群で、赤レンガ造りの建物と多翼型の配置が特徴です。建物群は、1930年代に建設された行政都市に典型的な、装飾的要素と機能的要素が混ざり合った様子を示しています。
このコンプレックスは、1932年から日本支配下の満州国政府の行政中枢として建設され、8つの省庁が置かれました。建物は1945年まで使用され、この地域の政治的支配の時代を証言しています。
これらの建物は、1930年代の政府都市において日本と中国の建築様式が融合した様子を示しています。訪問者は今日でも、赤レンガの壁や玄関ホールなどの細部に見られるこの融合を目にすることができます。
建物のほとんどは一つのエリアに集まっているため、訪問者は大通りに沿って歩くことで、すべての建物を一続きに見学できます。敷地は広く、歩道の状態も場所によって異なるため、歩きやすい靴を履くのがよいでしょう。
コンプレックス内の未完成の宮殿の地下室は、地質博物館に改装され、現在は吉林大学のキャンパスの一部として機能しています。この予想外の再利用は、歴史的な空間が新たな科学的用途を帯びたことを示しています。