嵩岳寺塔, 中国登封市にある塔
嵩岳寺塔は高さ約40メートルの十二角形のレンガ造りの塔で、上部に向かって屋根のひさしが次第に狭くなりながら重なっています。建物は15階建てで、表面には急須やライオンなどの精巧な彫刻が施されています。
西暦523年、北魏時代に建てられたこの塔は、中国全土で現存する最古のレンガ造りの塔です。その建設と数世紀にわたる耐久性は、東アジアにおける初期仏教建築の重要な例となっています。
この塔は中国の建築様式と西方からの仏教的影響を融合しており、十二角形の形状や構造全体に見られる蓮の花のモチーフにその特徴が表れています。これらの混ざり合った様式は、壁を覆う浮き彫りや装飾の細部に現れています。
塔は嵩山の南麓に位置し、外側の様々な場所から眺めることができます。訪問者は時間をかけて各層を巡り、外壁を覆う彫刻の細部を観察することをおすすめします。
塔の内部には地下の部屋が隠されており、仏舎利、古代の経典、そしてレンガの壁に組み込まれた像が納められています。これらの隠された空間は、外部からすぐに見えるもの以上に、この場所の精神的な重要性の重要な部分を形成しています。