明永氷河, 中国雲南省の氷河
明永氷河は、中国雲南省北西部のメイリ山の斜面にある谷氷河です。メイリ雪山山塊から流れ下り、氷が密な森林植生に接する異常に低い標高に達します。
明永氷河は、数千年以上前に、この地域の気候がより冷涼で湿潤だった時期に形成され始めました。1990年代以降、着実に後退しており、氷の下端は著しく上向きに移動しています。
この氷河は、明永村のチベット人にとってメイリ山の神聖な一部と見なされており、氷を山の神の生きた体と見なしています。宗教的な祭りの際には、巡礼者が氷河の麓に集まり、お香を焚き、供え物を捧げます。
森の中の小道が展望台に通じており、そこから氷河がはっきりと見えます。早朝に出発すると、視界が良くなる可能性が最も高くなります。というのも、雲は日中遅くにたまる傾向があるからです。
明永氷河は約2,700メートルまで下降し、この緯度では地球上で最も低い位置にある氷河の一つです。その下端では、緑の木々のすぐ隣に氷が見られ、これは世界中で珍しい光景です。