Marina South, 香港・アプライチャウ島の住宅団地
マリーナ・サウス(中国語名は南區左岸)は、香港の南側、アプライチャウ島にある2棟の高層タワーからなる住宅団地です。タワーは海に面し、オーシャンパークと、島の南岸の先の開けた海を見渡せます。
この複合施設が建つ土地は、2012年、当時の香港島の住宅床面積としては記録的な価格で売却されました。この取引は大きな注目を集め、南部地区の不動産価値に新たな基準をもたらしました。
この複合施設の名前は「南區左岸」と訳され、パリの有名な川沿いの地区を連想させます。これは香港の不動産市場で、プロジェクトに国際的なイメージを与えるためによく使われる手法です。敷地内を歩くと、デザインや造園がこのヨーロッパの参考を意識しており、オープンな遊歩道や海に面したテラスがあることに気づくでしょう。
アプライチャウ島は、橋でアバディーン地区とつながっているため、そこに行くには事前の計画が必要です。特に公共交通機関を利用する場合はなおさらです。複合施設がある島の南部は、香港の中心部よりも静かで、交通の便も良くありません。
各タワーは、各住戸が共用の廊下を隣人と共有するのではなく、専用のエレベーターホールを持つように設計されています。つまり、エレベーターを降りたとき、すでに共有の廊下ではなく、プライベートな玄関エリアにいることになります。