黄金の聖母子像, ドイツ・エッセンにある像
エッセンの黄金のマドンナは、木製の像に薄い金箔を貼り、貴石で飾ったものです。作品は幼子を抱くマリアを立っている姿で表し、貴重な素材と巧みな職人技が際立っています。
この作品は紀元980年頃に制作され、アルプス以北で知られている最古のマドンナ彫刻と考えられています。その制作は、ヨーロッパにおける中世の自立した彫刻の発展において転換点となりました。
この彫像は、幼子イエスを抱くマリアを表しており、エッセン教区の精神的シンボルとして今も役割を果たしています。信者は、何世紀にもわたって続く崇拝の慣習へのつながりと見なしています。
この作品は大聖堂内の温度管理された展示ケースに収められており、開館時間中に訪れることができます。高い警備体制で保護されており、左側の礼拝堂から見学できます。
金の薄板は小さな金のボルトで固定されており、並外れた細工の技術を示しています。この製作方法は、作品が作られた当時としては非常に革新的でした。