Martberg, ドイツ、ラインラント=プファルツ州の丘にある文化遺産
マルトベルクは、コッヘム=ツェル郡にある森林に覆われた丘で、文化遺産に指定されています。頂上からはモーゼル渓谷と周囲の田園地帯を見渡せます。
マルトベルクには、まずケルト人の時代に集落が築かれ、丘の上の集落として使われた後、ローマ人の聖域となりました。ローマ時代にはレヌス・マルスに捧げられた神殿が建てられ、地域の広い範囲から参拝者が集まりました。
マルトベルクという名前は、古代にここにあった聖域で崇拝されていたローマの神マルスに由来します。発掘調査で見つかった石造りの基礎や奉納品など、その聖域の痕跡は、今日でもこの丘を訪れる価値のあるものにしています。
この丘へは、麓の各所から始まるいくつかの遊歩道で行くことができます。雨の後は地面が滑りやすいので、季節を問わず丈夫な靴をおすすめします。
マルトベルクで見つかった品々の中には、数世紀にわたる奉納品があり、青銅の小像、硬貨、陶器など、聖域の参拝者が残したものが含まれます。ここで特筆すべきは、ケルトの宗教慣習とローマの宗教慣習の両方が共存していたらしいことで、これは国境地帯でも珍しいことでした。