Kapelle Schwarze Madonna, ドイツのレマーゲンにあるライン川沿いの追悼礼拝堂。
シュヴァルツェ・マドンナ礼拝堂は、レマーゲンの中心部のすぐ南、ライン川の岸辺にある野外の記念礼拝堂です。黒い粘土の聖母像と記念の銘板が、格子状のスクリーンの向こうに置かれ、茨の冠のような枠で囲まれ、像が四方から見えるようになっています。
この礼拝堂は1987年、第二次世界大戦終結後に25万人以上のドイツ兵が収容された旧連合軍捕虜収容所の跡地に建てられました。この収容所は、戦後西ヨーロッパで最大級のものでした。
黒い聖母像は、当時収容所の囚人だった人物が粘土で形作ったものです。今日、人々はここで静かに立ち止まり、像を囲む格子越しに眺めます。
礼拝堂は川岸のすぐそばにあり、ライン川沿いの散歩に自然に溶け込みます。常時開放されているので、閉館時間を気にする必要はありません。
礼拝堂の開放的な設計は意図的です。1945年の春、囚人たちが避難所を持たなかったときと同じように、風と雨が通り抜けます。粘土で聖母像を形作ったアドルフ・ヴァンパー教授も、その囚人の一人でした。