アウクスブルクの水管理システム, ドイツ、アウクスブルクの水利管理システム
アウクスブルクの水利管理システムは、流水運河、ドイツ最古の給水塔、地下水を汲む深井戸から給水されるドイツ最古の水道施設など、22の保護対象建造物で構成されています。歴史的な水力発電所10か所も含まれます。市有林の湧水の小川やレヒ川・ヴェルタハ川の運河網が他の建造物をつなぎ、保護区域は約113ヘクタールに及びます。
アウクスブルクの水管理システムは、2019年7月6日にバクーで開かれた第43回世界遺産委員会で、基準(ii)と(iv)に基づきUNESCO世界遺産に登録されました。保護区域は約113ヘクタールに22の物件を擁し、約3204ヘクタールの緩衝地帯に囲まれています。市は2012年8月1日に「Wasserbau und Wasserkraft, Trinkwasser und Brunnenkunst in Augsburg」の名称で申請書を提出していました。
マクシミリアン通り沿いの3つのプラハトブルネン(豪華噴水)は、それ自体が世界遺産に含まれる専用の給水導管から水を得ています。アウグストゥス噴水、メルクール噴水、ヘラクレス噴水は1600年頃に造られ、市の創建者アウグストゥス、メルクール、ヘラクレスのブロンズ像を載せています。ヘラクレス像が大聖堂の方を向いている点は見逃せません。
訪問者は、市内中心部の噴水やレッヒ川のホーホアブラス堰など、さまざまな地点でこのシステムを探索できます。構成要素間のつながりを理解するには、まず場所の概要を把握すると役立ちます。
レッヒ川のホーホアブラス堰は、後にオリンピックのカヌーコースとして改造され、歴史的なインフラが現代の用途にどのように適応されたかを示しています。この古い水技術と現代的な目的の融合は、システムの柔軟性を明らかにしています。