Church of Prophet Elijah, テッサロニキの上の街にあるビザンチン教会
預言者エリヤ教会はテッサロニキのアノ・ポリにある14世紀のビザンチン教会で、修道院のカトリコン専用の「アトス式」十字方形型である。壁はコンスタンティノープル式に煉瓦と白い切石を交互に積む。写真では、細いアーチ窓と十字架を頂く高い中央のドラム、切妻屋根と小さなドーム部、下層には煉瓦と淡い石の帯を巻いた方形柱に支えられたアーチ付きポルチコの列があり、その奥にアーチ門と小窓が見える。
この教会はパレオロゴス朝時代にさかのぼるが、本来の献堂先は不明である。長くネア・モニ修道院のカトリコンとされてきたが、同修道院はオスマン征服後も存続したため、近年の研究はこの同定に疑問を呈している。内部装飾からはアカプニウ修道院のカトリコンとする説もある。1430年にテッサロニキが陥落すると、バドラ・ムスタファ・パシャによってモスクに改められた。
この教会の名は誤解から生まれた。オスマン時代には「宮殿のモスク」を意味するサライル・モスクと呼ばれ、それが後に預言者エリヤに結びつけられた。内部には後期パレオロゴス朝の壁画の断片が残り、美術史家はアカプニウ修道院との関連や、後のセルビア絵画への影響を指摘している。
教会はテッサロニキの上の街にあり、その地区の狭い路地を徒歩で行くことができます。入り口は東向きで、訪問者は教会に入る前に肩と膝を覆う服装を着用する必要があります。
外壁は白い石材とレンガを交互に積んだ構造で、これはマケドニアでは珍しく、コンスタンティノープルでは広く使われていました。これにより、建物の外観は視覚的なリズムを持ち、この地域のほとんどの教会とは一線を画しています。