Portara of Naxos, ギリシャのナクソス島にある古代神殿の門
ポルタラは、ギリシャのナクソスタウンの海岸から少し離れた小さな岩の島、パラティアにある大きな大理石の門です。4つの巨大な石のブロックを組み合わせてできており、未完に終わった古代神殿の唯一の遺構として立っています。
神殿の建設は紀元前530年頃、僭主リュグダミスの下で始まりましたが、彼が権力から失脚すると工事は止まり、構造物は未完成のまま残されました。その後数世紀の間に、元の石材の多くは他の建物に再利用されましたが、門自体は立ち続けました。
ポルタラはナクソスタウンのほぼどこからでも見え、地元の人々にとって日常生活の自然な目印となっています。日没時には、観光客も島民も石畳の道に集まり、開口部を通る光の変化を眺めるのが習慣です。
ポルタラへはナクソスタウンの港から舗装された道を歩いて行けます。道のりは短く、平坦です。場所は昼夜問わず開放されていますが、日没の時間帯は混雑することがあります。
門は夏至の日に太陽が開口部を直接通過するように向いており、多くの研究者はこれは建設者による意図的な選択だったと考えています。門に使われたのと同じ素材であるナクソス大理石は、古代ギリシャ世界で最も貴重なものの一つで、地中海全域に輸出されていました。