Neratzia, ギリシャ、コス島の港にある中世の城
ネラツィアは、コス島の港の入り口にある中世の城で、港と外海を隔てる小さな岬の上に建っています。城は二重の壁で囲まれ、それぞれの角に丸い塔と、海に面した厚い石壁が備わっています。
聖ヨハネ騎士団は1436年にこの要塞の建設を始めました。彼らはコス島を東地中海の拠点としていました。オスマン帝国からの圧力が強まるにつれて壁を強化し続ける必要が生じ、工事は1514年まで続きました。
外壁には、古代ギリシャの建物から取り出された花崗岩の柱や彫刻の破片が直接組み込まれており、城壁の基部に沿って歩くと誰でも見ることができます。これらの再利用された石は、荒削りな中世の石積みと並んでおり、時代の重なりが何の説明もなく見て取れます。
正面入口へは、ヒポクラテス広場から続くヤシ並木のフォイニコン通りを進み、石橋を渡って城塞に入ります。早朝か夕方の方が涼しく、屋外の見学には適しています。
城塞内で最も古い塔には、聖ヨハネ騎士団の異なる総長の紋章がいくつも刻まれており、それぞれが別々の建設段階を示しています。紋章を順に追っていくことで、訪問者は建設の歴史を石から直接読み取ることができます。