Archaeological Museum Of Philippi, ギリシャのカヴァラ県にある考古学博物館
フィリピ考古学博物館は、ギリシャ北部のカヴァラ県クリニデス村にある考古学博物館で、古代都市フィリピから出土した品々を収蔵しています。展示は2つのエリアに分かれています。1つ目は先史時代からローマ時代までの品々、2つ目は初期キリスト教の資料で、モザイクや建築の断片を含みます。
古代都市フィリピは紀元前4世紀に創建され、後にローマ支配下で重要な中心地となりました。14世紀後半のオスマン帝国による征服後、都市は衰退し、この長い期間の発掘で見つかった品々を収蔵するために博物館が設立されました。
博物館には、古代フィリピの日常生活の品々、陶器、宝飾品、碑文などが展示されており、人々がどのように暮らし、交流していたかを示しています。部屋を巡ると、このギリシャ北部の地域での何世紀にもわたる日常生活の様子が直接感じられます。
博物館はクリニデスにあり、フィリピの遺跡に近いので、多くの訪問者は近くの遺跡を歩きながら訪れます。建物にはスロープとエレベーターがあり、足の不自由な方でも利用できます。
博物館の建物は建築家イオアニス・トリアンタフィリディスとディミトリオス・ファトゥロスによって設計され、ギリシャの地方博物館では珍しく、設計者が明確に分かっています。また、古代都市フィリピは使徒パウロがヨーロッパで最初のキリスト教共同体を設立した場所でもあり、コレクションの初期キリスト教部門にさらなる意味を与えています。