Church of Saint Irene of Athens, ギリシャのアテネ中心部にある正教会の教会
聖イレーネ教会はアテネの中心部にある三廊式の石造バシリカで、中央のドームと両側の新古典主義の鐘楼を特徴としています。内部は、身廊と至聖所を仕切る装飾されたイコノスタシスを中心に構成され、木彫りの要素が随所に見られます。
かつてこの場所には中世の教会がありましたが、1821年のギリシャ独立戦争で破壊されました。建築家リサンドロス・カフタンツォグルーが現在の建物を設計し、アテネが首都として再建される中、1850年に完成しました。
この教会はアイオル通りに面しており、行き交う人々がしばし立ち寄ってろうそくを灯し、再び日常に戻っていきます。内部では金色のイコンとお香の香りが、博物館のような静けさではなく、日々の信仰の息遣いを感じさせます。
この教会はアテネ中心部の歩行者専用道路アイオル通りにあり、モナスティラキ広場とオモニア広場を結んでいます。徒歩での訪問が簡単です。訪問者は控えめな服装を心がけ、自由に見学したい場合は礼拝が行われていない時間を選んで訪れるとよいでしょう。
内部の黄金のイコノスタシスは、1850年にロシア皇帝ニコライ1世から贈られたもので、当時ロシア正教会とギリシャ正教会の間に緊密な関係があったことを示しています。これは、教会が開かれた年に備えられた数少ないオリジナルの備品のひとつで、現在も見ることができます。