Sitia Nature Park, ギリシャ、クレタ島東部のジオパーク
シティア自然公園はクレタ島の東端に位置するユネスコ世界ジオパークで、岩山、オリーブ畑、峡谷、洞窟、そして複雑に入り組んだ海岸線からなる広大なエリアを包含しています。山から海までの距離は短く、その間に非常に多様な地形が連続して広がっています。
この地域は古代から人が住んでおり、かつて活発な交易港として栄えた海岸都市イタノスの遺跡がその証拠として残っています。その後、中世にトプロウ修道院が建てられ、この地の長い人類の歴史にさらに新たな章が加わりました。
クレタ島で最も多く訪れられる宗教的な場所のひとつ、トプロウ修道院はこのジオパーク内にあり、何世紀もの間修道士たちが暮らしてきました。訪問者は中庭を歩き、ビザンチン様式のイコンのコレクションを見ることができます。
公園は自転車や徒歩で回るのが最適で、山道から海岸沿いのルートまでさまざまな地形を通る標識付きのルートが整備されています。真昼の暑さが厳しいため、早朝に出発することが勧められており、水と丈夫な靴の持参も欠かせません。
公園内にあるヴァイのヤシの林は、ヨーロッパでも数少ない自然に育った海岸沿いのヤシ林のひとつです。そこに生えるヤシはクレタ島にしか存在しない固有種で、ヨーロッパの他の場所では見られない特別な林となっています。