ル・アーヴル, フランス、ノルマンディーの港町
ル・アーヴルは、セーヌ川が英仏海峡に注ぐ河口に位置するノルマンディーの港町です。市の中心部は、直角に交わる広い大通りの格子状になっており、第二次世界大戦後の数十年間に建てられた、淡いコンクリート造りの高い住宅が並んでいます。
フランソワ1世は1517年、堆積で浅くなっていたオンフルールとアルフルールの古い港に代わる、フランシスコポリスという新しい港としてこの都市を建設しました。第二次世界大戦中の1944年9月の激しい爆撃により、市内中心部のほぼ全域が破壊され、その後完全な再建が必要となりました。
ル・アーヴルという名前は、港を意味する古いノルマン語に由来し、何世紀にもわたって日常生活を形作ってきた海洋的アイデンティティを反映しています。住民は港の盆地に沿った広い埠頭に集まり散歩をし、公共広場では定期的に市場が開かれ、新鮮な魚や地元の農産物が売られています。
市内中心部はコンパクトで、通りはほとんどが平らなため、移動が制限されている人にも歩きやすいです。海岸の遊歩道からは、晴れた日にはイギリス海峡を見渡せ、長い散歩にも適しています。
オーギュスト・ペレは、地元で作られたコンクリートに地域の小石を混ぜて、建物に特徴的な淡い色を与えました。この色は一日を通して変化します。ユネスコは2005年、この再建計画が戦後の都市計画への新しいアプローチを示したとして、世界遺産に認定しました。
