ラ・ロック=サント=マルグリット, フランス、オクシタニー地方アヴェロン県の村
ラ・ロック=サント=マルグリットは、オクシタニー地方アヴェロン県に属する村であり、グラン・コース地方自然公園の中に位置しています。ドゥルビー川の峡谷沿いに広がり、岩壁と狭い路地、密集した石造りの家々に囲まれています。
村は中世に発展し、最初の住民がドゥルビー川を見下ろす岩壁の上に定住しました。1425年には、貴族ジャン4世・ダルマニャックに仕える外科理容師レーモン・ド・モンカルムが、自分の土地と近隣の城の一部について主君への忠誠を誓い、村が当時の封建制度に深く組み込まれていたことを示しています。
崖に張り付くように建つサン=ヴェランの集落は、住民たちが岩を取り除くのではなく、岩に沿って家を建ててきた様子をよく示しています。地元産の石材を使った外壁は、平たい石板で覆われていることが多く、周囲の風景と一体となった素朴な外観をつくり出しています。
村は徒歩で探索するのが一番で、路地は狭く、峡谷を見渡す展望スポットへの道も短くたどりやすいです。暑さが苦手な人は、石壁が日陰をつくる朝か夕方遅くに訪れることをおすすめします。
村の近くにモンペリエ=ル=ヴューと呼ばれる岩石群があり、浸食によって形成されたその岩々は、遠くから見ると塔やアーチを備えた廃墟の街のように見えます。かつてこの地域の羊飼いたちは迷信から長い間この場所を避け、古代都市の廃墟だと信じていたといわれています。