在アメリカ合衆国フランス大使館, diplomatic mission to the United States
ワシントンD.C.にあるフランス大使館は、フランスが米国との外交関係や行政業務を行う政府複合施設です。敷地はおよそ8エーカー(約3.2ヘクタール)で、シャンセリー(大使館本部)、文化部門、国防部門、科学連絡部門など、両国間の事務を担う複数のオフィスが入っています。
大使館は数十年にわたり場所を変えながら発展してきました。19世紀にはフランスはさまざまな物件を賃貸していましたが、1907年にメリディアン・ヒル公園の近くに最初の常設の公邸を建設しました。現在の複合施設は1982年から1984年にかけて、政府建築家アンドレ・ルモンドンの設計により建設され、現在は世界最大のフランス大使館となっています。
大使館は、展覧会、コンサート、演劇などのイベントを定期的に開催し、フランス文化をアメリカの観客に紹介する場となっています。複合施設内の専用スペースであるラ・メゾン・フランセーズでは、フランスの芸術、音楽、演劇を祝うイベントが開かれ、両国間の文化交流の架け橋となっています。
大使館は外交業務や公式行事のための場所であり、一般公開や見学ツアーは行われていません。ただし、ラ・メゾン・フランセーズで開催される文化イベントは一般に公開されており、大使館のウェブサイトやSNSで案内されます。
この敷地はかつてかなり広かったのですが、フランスは2017年に保有資産を調整するために一部を売りに出しました。大使館はまた、シャトーブリアン奨学金プログラムを運営しており、1981年以来、科学、芸術、人文科学の分野でフランスでの留学を目指す何百人ものアメリカ人学生を支援してきました。