Place Blanche, パリ9区にある広場
ブランシュ広場は、パリ9区のサン=ジョルジュ地区にある小さな楕円形の広場で、フォンテーヌ通り、ブランシュ通り、クリシー大通りの交差点に位置しています。ムーラン・ルージュのキャバレーが広場に面しており、屋根の赤い風車が遠くからも見えます。
広場は19世紀に現在の楕円形になりました。当時、周辺地域にはモンマルトルの丘の斜面を利用した小麦粉と石膏の工場がありました。パリ・コミューンの間、1871年にここにバリケードが築かれ、市の抵抗の拠点となりました。
広場の名前は、かつて丘から下ってきた小麦粉と石膏の荷車が舗道に残した白い埃に由来します。今日、その産業的な過去は遠い昔のことであり、周辺の通りにはカフェや店が立ち並び、地元の人々と訪問者で絶えず賑わっています。
最寄りのメトロ駅は、広場のすぐそばにある2号線のブランシュ駅で、迷わずに到着・出発できます。広場からモンマルトルへ徒歩で登れますが、道の一部は急な坂です。
1950年代、スウェーデンの写真家クリステル・ストロムホルムは、広場周辺に住むトランスジェンダーの女性たちの生活を何年もかけて記録し、結果として『レ・ザミ・ド・プラス・ブランシュ』という本を出版しました。これはヨーロッパでそのコミュニティに関する最も初期の、そして最も個人的な写真記録の一つと考えられています。