プルミエ・フィルム, フランス、リヨンの旧工場建物
プルミエ=フィルム通りに建つ長方形の工場建物で、波板金属の屋根と4つの半分のトラスを備え、リュミエール工場の最後の遺構となっています。現在は、リュミエール研究所の上映室への入口として使われ、定期的な映画上映と初期の映画に関する展示が行われています。
リュミエール兄弟は1881年にこのかつての帽子工場を購入し、300人の労働者を収容できる写真乾板製造施設に改造しました。その後、1895年にここで初めての一般向け映画上映が行われ、この場所は映画誕生の地となりました。
この建物は、1895年に一般の観客に初めて上映された映画『リュミエール工場の出口』に登場します。この場所は映画がどのように始まったかを直接物語っており、初期の産業労働環境の日常を伝えています。
この場所へは市の中心部から徒歩で簡単にアクセスでき、周辺には目印となる建物がいくつかあります。敷地には通常、リュミエール研究所が開いている時間に入ることができますが、訪れる前に開館時間を確認することをおすすめします。
歴史上初めて撮影された動画に見える元の屋根構造は、今日もそのまま残っています。そのため、この建物は現代世界と、映画が誕生したまさにその瞬間とを結ぶ物理的なつながりとなっています。