Museum of the Iron Mask and Fort Royal, フランス、カンヌ沖の島にある要塞内の博物館
鉄仮面とフォール・ロワイヤル博物館は、カンヌ沖のサント=マルグリット島にあるフォール・ロワイヤルの最大の建物「旧城」を使っています。斜めの開口部が並ぶベージュの石壁に、小さな窓が列をなすテラコッタ色のファサードが接し、赤い縦縞の旗が「MUSEE」の看板があるアーチ入口の上に掛かっています。内部はルイ14世が建てた国事犯用牢獄、1階のローマ時代の貯水槽、上階の難破船の遺物とローマ時代のフレスコ画が複数の階に分かれて展示されています。
この要塞は当初は軍事基地として始まり、1600年代後半に国家刑務所となりました。1687年から1698年まで謎の人物「鉄仮面」を収容したことで有名になりました。
博物館の名は、1687年から1698年まで専用の牢獄に収監されていた鉄仮面の男にちなみます。1950年に旧牢房に設けられたユグノー記念室は、17~18世紀に信仰の罪で投獄された6人のプロテスタント牧師を追悼し、1694年にここで亡くなったポール・カルデルもその一人です。
博物館へは、カンヌから島へのフェリーで約15分です。フェリーの桟橋は要塞の入り口のすぐ近くに着きます。
博物館の1階には難破船から引き揚げられた品々とローマ時代のフレスコ画が展示されている。1973年から1986年にかけてジョルジュ・ヴァンドリが指揮した要塞内の発掘では、紀元前1世紀のヘレニズム様式の集落(家屋、路地、下水道)や半円形構造を持つ城壁が見つかった。